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006 ホワイエのある家 杉並区阿佐ヶ谷南

ホワイエ・・・「Foyer」。フランス語でたまり場、団らんの場の意味。劇場・会議室・ホールなどの入口から観客室に至る広い通路空間で、客の待ち合わせ場所、幕間の休憩や歓談、社交の場として使われる。30代のご夫婦2人の奥さまのご趣味は、書道とピアノ。ご主人は読書。と、アカデミックな香り漂うお二人の希望は、グランドピアノを置けるホールと、所蔵図書を収蔵できる図書室。それと、書道を行える空間。ということで、和風モダンを基調に落ち着いた空間をイメージしました。
このお宅の玄関と玄関ホールは広めに作り、グランドピアノを配することで、家族や友人が集う劇場のホワイエのような空間となりました。ホワイエの一角には図書室があり、ご夫妻の趣味の空間となっています。また閑静な住宅街の角地という立地条件から、道路からの視線を交わしつつも、通風を確保できるような大きな縦格子の門扉が外観の大きなアクセントとなっています。 2階にあるテラスは高めに設定した腰壁によって、外部でありながらもLDKの一角として、リビングをより広く見せています。3階は書道をするための部屋があり、複雑な勾配天井からなる異空間は書の創造性を高めてくれるかもしれません。将来、家族が増えてからも生活しやすいように、細かい工夫を施すことで、長く楽しめる家になっていると思います。

WORKS INDEX
構造:木造3階建て 敷地面積:99.40m² 延床面積:125.08m² 設計:倉水 恵 supported by Twostyle architects
005 向日葵の家
Relaxing Base 快適な基地 007